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猫も杓子も構造化

発達障害、特別支援などについて書いています。ブログ名にあまり意味はありません。

西島衛治『自閉症児の教室の構造化 特別支援教育のための教室づくりと実践例』

読んだ本

自閉症児の教室の構造化―特別支援教育のための教室づくりと実践例

自閉症児の教室の構造化―特別支援教育のための教室づくりと実践例

構造化の手法の中でも「物理的な構造化」に焦点絞ったとってもニッチな本。

全国の情緒障害学級を調査して得られた構造化のパターンを教室の見取り図の形で載せている。たくさんの見取り図をみていると物件探しをしているような気分になり結構楽しい。

建築的な観点から自閉症の障害特性への配慮を示したものは珍しく、自閉症の人への空間設計をする際には非常に有益な本に思う。

ただ、多くの実践例を紹介しているがそれら一つひとつについての解説のようなものは少なく、調査の結果を紹介しただけになっている感じがややするので、物理的構造化の実践例を見ながら構造化の手法や考え方も学びたいという人は『自閉症児のための絵で見る構造化』(学研)とかの方が親切に思う。

ちなみに、テーマがニッチすぎたのかAmazonではマーケットプレイスでしか扱いがない。