読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

猫も杓子も構造化

発達障害、特別支援などについて書いています。ブログ名にあまり意味はありません。

ソーシャルストーリーとソーシャルナラティブ

ASDへの実践の文献を読んでいるとsocial narrativesという語によくあう。実践の内容や説明を見ているとソーシャル・ストーリーとほぼほぼ一緒なのだが、こっちの言われ方の方がよく見かける。

で、何か違うのかと調べていたら次のようなサイトを見つける。

theautismprogram.illinois.edu

要するにソーシャルストーリーという名称はキャロルグレイが商標登録したから、公認をされないと使ってはいけないという事情があり、内容にあまり違いはないらしい。

CiNii論文検索でソーシャルストーリーをキーワードにすると28件、ソーシャルナラティブだと2件で、日本だとソーシャルストーリーの方が使われているようだ。(全部が公認を受けた人が使っているかはさておき)

ソーシャルナラティブという用法を日本でおそらく初めて用いたであろう藤野・米山(2009:415)には、用語について以下のような注があった。

「ソーシャルストーリーTM」という名称は米国において 商標登録され,現在では Gray による公認を受けなけれ ば,この名称を使った講演,研修会,研究発表などを行 うことは許可されていない(Gray, 2006)。一方,Myles, Trautman, & Schelvan(2004)はソーシャルストーリーTM に代表される社会的状況の意味を説明し望ましい行動の 見本を記述した物語を使った支援方法の一般呼称として“Social Narrative(ソーシャルナラティブ)”という名称を 創案し使用している。本稿でも Myles らにならい,この ようなタイプの教育技術を「ソーシャルナラティブ」と 総称することにした。また先行研究で“Social Stories” を使用したと記載している論文でもGrayによる公認を受けたことが明記されていないものは“Social Narrative(ソーシャルナラティブ)”を使用したものと解釈し,本稿ではそのように表現した。

発達障害児に対するソーシャルナラティブによる介入の効果 : 行動上の問題の改善とソーシャルスキルの向上について: 東京学芸大学リポジトリ


私もGrayに公認を受けた訳ではないので、今後はソーシャルナラティブで通していこうかな・・・
(今度ストーリーの研修受けるけど)