猫も杓子も構造化

発達障害、特別支援などについて書いています。最近は心理学関係の内容が多めです。

十河宏行『心理学実験プログラミング』

当面の自分のやることに関係ありそうなところだけをつまみ読みした。

著者の前書きによると想定される読者は「心理学を専攻し、研究室に配属された学部4年生以上」と結構狭めであるが内容を読んでみると納得だった。実験心理学的な考え方やプログラミングの考え方について丁寧に解説している訳ではないので、そこらへんの知識なしに読み始めると沈没するかもしれない。

わたしは、プログラミングめいたことはRしかやったことがなかったのだけれども、どちらも似た雰囲気の言語だった(ように感じた)ので、Pythonが初めてでも特に抵抗はなかった。ただPsychopy Corderは非常に使いづらいので、ゴリゴリと実験プログラムの開発するなら環境は変える必要があると思った。