動く三角形のアニメーション
フリスによる『自閉症の謎を解き明かす 新訂版』(東京書籍)の11章に脳画像研究についての概説がある。
- 作者: ウタフリス,冨田真紀,清水康夫,鈴木玲子
- 出版社/メーカー: 東京書籍
- 発売日: 2009/02/18
- メディア: ハードカバー
- クリック: 26回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
その中に紹介されている、Castelliらによる研究では、人間のような動きをする三角形が登場するアニメーションが刺激として使われている。それらのアニメーションを見ている最中の脳の状態を統制群と自閉症群で比べて、心理化(mentalizing)に関連すると言われる脳部位の活性に違いがあったことが報告されている。
フリスのホームページに使われたアニメーションのサンプルが置いてあり見ることができるのだが、三角形が人っぽく動くさまがかわいいと思う(研究結果にはあまり関係のない話ですけど)。