猫も杓子も構造化

発達障害、特別支援などについて書いています。最近は心理学関係の内容が多めです。

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

発達障害と名称について

家に届いた『LD研究』にあった記述から、気になったので調べたことのメモ。 神経発達症群とは2013年にアメリカ精神医学会から新しく発表された、精神疾患の分類と診断の手引第5版(DSM-5)の中で、SLD・ADHD・ASDを含む8項目をまとめた呼称である。今後、発…

構造化について

ここのところ何冊かTEACCH関連の本を読み、自分が支援を行うときにもかなり参考にしている「構造化」について、自分なりの言葉でまとめてみようと思います。読んで理解したつもりになっていても、説明しようとすると存外分かっていないことって多いですし。…

藤岡宏『自閉症の特性理解と支援 TEACCHに学びながら』

自閉症の特性理解と支援―TEACCHに学びながら作者: 藤岡宏出版社/メーカー: ぶどう社発売日: 2007/09メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る内容は書名の通りで、自閉症についての基本的な特性理解から、当事者を支援する方法、そ…

LDと知的障害について

LDの定義を調べていて思ったことについて書く。 文部科学省によるとLDは以下のように定義される。 LD(学習障害)とは、知的発達の遅れは見られないが、特定の能力に著しい困難を示すものです。また、ADHD(注意欠陥多動性障害)とは、発達段階に不釣り合い…