猫も杓子も構造化

発達障害、特別支援などについて書いています。最近は心理学関係の内容が多めです。

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

Fisher流とNeyman-Pearson流とp値と心理学と

www.jstage.jst.go.jp 日心のシンポで知り読んだ。大変勉強になる論文だった。 Fisher は p 値を,統計家がデータの解析結果を「報告」するときのモノサシと位置づけ,比較試験の結果,効果があったか否かの「判定」は,臨床試験の主査である医師が単独ある…

心理学における測定について

心理学方法論 (朝倉心理学講座)作者: 渡邊芳之出版社/メーカー: 朝倉書店発売日: 2007/09/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログを見る 3章「測定をめぐる諸問題」を読んだ。気になったところのメモ。 実験でも理論的も基礎でも臨…

小川浩『重度障害者の就労支援のためのジョブコーチ入門』

重度障害者の就労支援のためのジョブコーチ入門作者: 小川浩出版社/メーカー: エンパワメント研究所発売日: 2001/07メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログを見る ジョブコーチ入門という書名の通りで、ジョブコーチというのがどういう仕事をす…

続・システマティックインストラクションについて

以前にシステマティック・インストラクションについて調べた記事を書いたとき、システマティック・インストラクションが日本語では「最小限の介入による指導」のプロンプトの階層を示す言葉のように扱われていることを指摘した。 nekomosyakushimo.hatenablo…

地域データいろいろ

地域の政策とかデータとかを調べる必要があって色々触って見た覚書など。 地方創生に向けた取り組みなど 地方ごとに地域版の総合戦略というのを策定するのが努力義務であるらしい。各自治体で公表している。政策へのリンクは以下のページにまとめられている…