猫も杓子も構造化

発達障害、特別支援などについて書いています。最近は心理学関係の内容が多めです。

愛着に関する教科書的な本

愛着の研究ってどうなされているのかが知りたくて読んだ。エビデンスに基づく研究のラインとそうでない俗説をきっちり分けていて後者には手厳しい。

教育の現場だと、「行動などの背景に愛着の問題が関連している」という旨の話をする人はよくいるのだけれど、この本を読むと、現場で聞く愛着という語の用法はかなりルーズだなという印象を持つようになった。