猫も杓子も構造化

発達障害、特別支援などについて書いています。最近は心理学関係の内容が多めです。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

読書メモ:マーカス・ボルスブーム著『テスト妥当性理論のフロンティア』

Frontiers of Test Validity Theory (Multivariate Applications Series)作者: Keith A. Markus,Denny Borsboom出版社/メーカー: Routledge発売日: 2013/05/15メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログを見る これを読んでいる。 理解していない点や誤…

UbuntuにPsychopyを入れる話

自分のためのメモ。UbuntuにPsychopyを入れたときの記録。 UbuntuへのPsychopyのインストール 公式サイトにある通りターミナルを開いて以下のコマンドで一発。 sudo apt install psychopy これだけで無事に入る。超かんたん。 ちなみにPsychopy3は入らないの…

Binet-Simon Scaleのアメリカへの導入に関連した調べ物

調べ物の記録。当時の時代の用法に従いfeeblemindedには精神薄弱の訳語をあてていますが, 当時の用法に従っただけで差別的な意図はありません。 Henry Goddardについて Henry Goddardはクラーク大学を1899年に卒業してその後に, New JerseyのVinlandにある精…

学校コンサル本を読む

学校コンサルテーションを進めるためのガイドブック (学校コンサルテーションブック)作者: 国立特別支援教育総合研究所出版社/メーカー: ジアース教育新社発売日: 2007/11/01メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 実務の都合で上記の本を読んだ。特別…

Wechslerを読む

調べものの記録。Wechslerが何を書いていたか。Wechsler(1944)のThe Measurement of Adult Intelligence (3rd ed.)から。 成人の知能検査が必要とされた経緯 それまでの心理検査は大半が子供向けであって, その理由として, 子供のサンプルが集めやすかった…