十河宏行『心理学実験プログラミング』
心理学実験プログラミング: Python/PsychoPyによる実験作成・データ処理 (実践Pythonライブラリー)
- 作者: 十河宏行
- 出版社/メーカー: 朝倉書店
- 発売日: 2017/04/12
- メディア: 単行本
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当面の自分のやることに関係ありそうなところだけをつまみ読みした。
著者の前書きによると想定される読者は「心理学を専攻し、研究室に配属された学部4年生以上」と結構狭めであるが内容を読んでみると納得だった。実験心理学的な考え方やプログラミングの考え方について丁寧に解説している訳ではないので、そこらへんの知識なしに読み始めると沈没するかもしれない。
わたしは、プログラミングめいたことはRしかやったことがなかったのだけれども、どちらも似た雰囲気の言語だった(ように感じた)ので、Pythonが初めてでも特に抵抗はなかった。ただPsychopy Corderは非常に使いづらいので、ゴリゴリと実験プログラムの開発するなら環境は変える必要があると思った。