猫も杓子も構造化

発達障害、特別支援などについて書いています。最近は心理学関係の内容が多めです。

メジボフ他『自閉症スペクトラム障害の人へのトータル・アプローチ TEACCHとは何か』

TEACCHとは何か―自閉症スペクトラム障害の人へのトータル・アプローチ

TEACCHとは何か―自閉症スペクトラム障害の人へのトータル・アプローチ

  • 作者: ゲーリー・B.メジボフ,エリックショプラー,ビクトリアシェア,Gary B. Mesibov,Eric Schopler,Victoria Shea,服巻智子,服巻繁
  • 出版社/メーカー: エンパワメント研究所
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 単行本
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TEACCHについて紹介した本は今まで何冊か読んできたが、TEACCHの人たちが自分たちの実践を自分たちの言葉でどう説明しているのかについて気になりこの本をとってみた。

が、大変読みづらく読むのに凄い時間がかかった割にあまり内容が頭に残っていない。この読みづらさが、自分の前提知識の足りなさなのか、著者の書き方なのか、翻訳の問題なのかはちょっと分からないのだが、TEACCHって何?という方にはあまりお勧めできないと思う。(書名は「TEACCHとは何か」だけど。)

それぞれの領域ごとに先行研究が豊富に紹介されている点は良いと思うので、自分が深めたい分野への足がかりとしては有用だと思う。